浮気調査の内容や方法とは?個人でもできることについて
こちらでは、探偵が行う浮気調査の内容や個人で調査を行うリスクについて解説していきます。
●どのような方法で浮気調査をするの?
探偵の浮気調査の方法は、以下の3つです。
・尾行
対象者がいつ・どこで・誰と・何をしたのかを把握するために行うのが、尾行です。
一般的な尾行の方法は、複数の探偵が対象者を追跡し、仕込んでいるカメラで行動を撮影します。対象者が車やタクシーで移動することもあるため、移動用車両などを準備します。
・張り込み
ターゲットが建物の中などに入った際にその場から動かずに待機して、再び出てくるまで待つという調査方法が張り込みです。暑い日も寒い日もずっとその場で待ち続けるため、集中力が求められます。
・聞き込み
尾行や張り込みに加えて、対象者の周囲の人物に聞き込み調査を行うこともあります。
●浮気調査で使用される機材について
・カメラ
浮気調査をはじめ、人の素行を調査するときに便利なのがカメラです。
・変装に必要な探偵グッズ
ターゲットに探偵であることがバレてしまったら、調査は失敗に終わります。尾行や張り込みなどの際には変装するための上着や帽子、メガネなどが必要です。
●自分で行う浮気調査は危険?
自分で浮気調査をする際に、やってしまいがちな違法行為を解説します。
・不正アクセス禁止法に抵触する行為
不正アクセス禁止法とは「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」のことです。
ネットワークを経由したアクセス制限を他人のIDやパスワードで解除する行為などは違法にあたります。
・不正指令電磁的記録供用罪にあたる行為
不正指令電磁的記録供用罪とは、「正当な理由なしに、人がコンピューターを使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、またはその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録を人のコンピューターにおける実行の用に供する」犯罪のことです。例えば、無許可で浮気調査アプリなどをインストールし遠隔操作をする行為は違法にあたります。
・プライバシー侵害にあたる行為
プライバシー侵害とは「不当な理由により私生活の情報を第三者に開示、公開される」ことです。「パートナーの衣服やカバンにGPSや盗聴器を仕掛ける」「パートナーの社用車や浮気相手の車にGPSを取り付ける」という行為は、プライバシー侵害にあたります。
●違法にならない自分で行う浮気調査の内容
自分で浮気調査を行う場合、違法にならず合法といえる浮気調査方法を具体的に解説します。
・家族の車にGPSを取り付ける
配偶者の持ち物に無断でGPSを取り付けると、プライバシーの侵害に該当する可能性があるものの、家族で使っている車に家族の行動監視などの利用目的でGPSを取り付ける場合は違法ではありません。
・自宅や車に盗聴器を取り付ける
自宅や家の車に盗聴器を仕掛けることは違法とならず、録音した会話などは浮気の証拠となる可能性が高いです。盗聴=犯罪と捉えられがちですが、日本には盗聴行為そのものを取り締まる法律はありません。
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